症状を悪化させないために! 積極的なビタミン摂取と症状の改善

2019年2月12日

今回は、症状を悪化させないための対策のひとつであるビタミン摂取のおはなしを、私の経験とともに書きたいと思います。

ビタミン摂取の必要性

ビタミンやミネラルは、体内に有害物質が入ってきたとき、それを解毒し、体外に排出する働きを持っています。
特に、ビタミンCは化学物質によって、体内で様々な症状を起こす活性酸素を分解したり排除する重要な働きがあります。

しかし、化学物質過敏症の患者さんの多くは、有害物質の解毒や排出のためにビタミンやミネラルが使い果たされることがあります。
しかも、化学物質過敏症の方の約30%で血中のビタミンC濃度の低下が見られるとの報告も。

化学物質過敏症の外来では、ビタミン剤の点滴をすることもあります。そのため、積極的にビタミンCを摂取する必要があるのです。

食品ではどんなものに含まれる?

レモンやミカンなどの柑橘類や、キウイ、イチゴなどの果物に多く含まれます。意外にも、柿にはキウイより多くのビタミンCが入っているそうです。野菜では、カブの葉、ゴーヤ、ブロッコリーに多く、じゃがいもやさつまいもなどのイモ類にも含まれています。

しかし!注意しなければならないことが二つあります!

一つ目は、化学肥料で栽培されたものやハウス栽培のものは栄養価がグッと下がること。

二つ目は、旬のものではない野菜は栄養価が下がること。

旬の野菜と比べると、3~4倍もビタミンCの量が違うとか。やはり旬の野菜、そして無農薬が一番なんですね。このことを知ってから、旬の野菜を積極的に取るようにしています。

いつ、どのくらいの量の摂取が良いのか

一般的な摂取量

一般的に、成人の推奨摂取量は100㎎
喫煙者は更に1日につき35㎎多く摂取する必要があるとされています。つまり、1日100㎎くらいを目安に摂取するということですね。

化学物質過敏症患者向けの摂取量

では、化学物質過敏症の方はどうか。文献によって多少異なりますが、
内服の場合は1日2000~3000mg以下が推奨されています。

許容上限量が2000㎎とされていることからも、ギリギリの量という感じです。許容上限量とは、食事摂取基準に記載されている最大1日量のことです。

摂取のタイミング

結局、私は読んだ文献の中から1日3000㎎、1回1000㎎を食後に内服が良いかと思い実践しました。食後の内服は吸収が良く、胃を痛めにくく、尿への無駄な流出を抑えるそうです。また、何かの物質に反応し、頭痛やめまいがあったときにはすぐに摂取するようにしました。

注意すること

・サプリメントや内服薬も化学物資なので、体に合わない方もいます。

他の会社のサプリメントなら飲めた!という方もいるようなので、変更することも必要かもしれません。
・基本的にビタミンやミネラル類というのは、全体的にバランスよく摂取しなければ、一つのビタミンだけを多量に摂取しても効果は薄いと言われています。

私が看護学校の授業で教えてもらったのは、木の桶をイメージして考える方法です。木桶の側面を構成する板が人間が必要とする栄養素だとすると、1枚の板だけが長くても、他に短い板があればそこから水は流れてしまいます。せっかく摂った栄養素を体から逃がさないためには、全体的にバランスよく栄養を摂ることが重要かと思います。

せっかくビタミンCを摂っても、他の栄養素が不足していて排泄されてしまうのは勿体ないです。そのため、私はビタミンCサプリメント以外にも、マルチビタミンサプリも摂取しています。飲んでいるのは普通のドラッグストアで売ってるやつです。

愛用中のビタミン剤

実際に試した効果

私の症状が悪化し始めた頃に、簡易の化学物質測定器を購入していました。

その後、急激に症状が悪化した時期があり、そのときは臭いがなくてもすぐに発作を起こして倒れていました。そんなときにビタミンCの摂取が良いと知り、そのときはまだよく調べられていなかったため、とりあえず1日推奨量の倍量飲もうと決め、1日2回食後、1回1200㎎ビタミンCサプリメントを飲みました。

その2日後くらいから体調が落ち着き始めた感覚がありました。何かの物質に反応して意識を失う頻度は減りました。ただし、そのときは改善に必死でビタミンC摂取以外のことも同時に行った時期なので、様々な相乗効果があったとは思います。摂取のタイミングの項で書きましたが、何かの物質に反応して頭痛やめまい、体のだるさが現れたときには、すぐにゼリータイプのC1000でビタミンCを摂取するようにしています。

内服しなかったときと比較すると30分ほど休憩したときの体の状態に違いがあります。内服しないときはそのまま眠ってしまい、一日中体調が悪くなることもありましたが、反応してすぐに内服したときは、曝露の程度にもよりますが、30分ほど休憩すれば比較的活動を再開できることが多くなりました。夫からも客観的に見て変化はあったか確認しましたが、同様の答えでした。外出先で何かの物質に反応してしまったとき、子供と二人きりや抱っこしている状況のときもあるので何としてでも回復を早めなければなりません。倒れる訳にはいかないので必死です。

少しでも早くビタミンCを摂取できるように常にゼリータイプのものは持ち歩くようにしています。これなら抱っこしたまま飲めるので…今のところ苦しくて座り込むことはありましたが、休憩すると回復でき倒れることなく過ごせています。

いつも持ち歩いているゼリー

まとめ

以上ここまで書いたことをまとめると、

・ビタミンCは一日あたり2000~3000mgを目安に摂取する。

・旬の野菜はビタミン量が通常よりも3~4倍になる

・ビタミンC以外のビタミン、ミネラルをバランスよく摂取すると良い

・反応した直後はすぐにビタミンCを摂取する。

私の体験に基づいた内容なので個人差はあるかと思いますが、少しでも参考になると嬉しいです。

 

ただし、効果があるかどうかは人によります! 効けばラッキー程度に考えて頂ければと思います。

 

以上積極的なビタミン摂取が症状を緩和するはなしでした。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!!