有害物質除去! 炭の化学物質浄化作用

2019年2月12日

今回は空気清浄効果があるとされる炭の使用のお話しをしたいと思います。

備長炭

炭の空気清浄効果

木炭は、空気中や水中の化学物質を吸着する効果があるそうです。

炭の表面には微細孔(びさいこう)と呼ばれる細かな隙間が沢山あり、その隙間に化学物質が入っていくことで空気が浄化されるという仕組みです。具体的には「シックハウス症候群」の原因となるホルムアルデヒト・トルエンなどの有害化学物質を吸着・分解する効果があるとのこと。

また、飲料水に入れたり、ご飯を炊くとき炊飯器に炭を入れるとおいしくなり、電気をよく通す性質があるため、電磁波を吸収する作用もあるようです。CS支援センターで発行されている、化学物質過敏症ハンドブック(第2版)でも記載されています。

化学物質を効果的に吸着してくれる炭の種類

炭にも種類がありますが、多孔質である備長炭や竹炭の方がより効果があるとされています。微細な穴がある方が、多くの物質を吸着させることができるためです。ちなみに、化学物質過敏症の方が使用するマスクに使用されている活性炭は、炭に特殊な処理をして細孔の数を増やし、吸着性を高めた多孔質の炭素材です。

どの程度の量が必要なのか

ネットで検索すると、6畳で2キロと書かれていたり、15キロ、30キロ以上など、様々なことが書かれており、実際どの程度必要なのかわからず困っていました。そこで、炭専門店に行き店員さんに確認をしました。

何畳にどのくらいというのは言えないが、1キロあれば玄関、キッチンに使用する分には十分だとの返答でした。つまり、3畳くらい。ただし、量が多い方が効果的です。

実際に使ってみてわかった炭の効果

我が家では引っ越し先のマンションの下見に行った際、体調を崩す場所やものがないか全ての部屋を確認しました。その際、押し入れの扉を開けた瞬間に意識を失いました。

そこで、入居前に炭5㎏を押し入れに入れて襖を閉めておいたんですが、入居時に恐る恐る押し入れを開けると、全く反応しなくなっていました。有害物質測定器などを使用していなかったので、使用前後で数値的に変化があったのかわかりませんでしたが、このことをきっかけに、炭の効果を実感しました。

また、ある程度使用した炭を天日干しすると、炭から水滴が出てくるので、有害物質と共に湿気も吸収していることを確認できます。化学物質濃度の変化は湿度も影響を与えているようなので、湿度の調整も大切です。

使用する際の注意点

注意することは2点あります

一つ目は、炭は化学物質を吸着しきれなくなると、今度は吸着した化学物質を放散させてしまう作用があります。そうなる前に交換、または煮沸、天日干しをする必要があります。このとき注意しなければならないのは、煮沸の作業は、炭から化学物質が揮発するので発症者にとっては危険を伴うということです。そのため、屋外で行うか、健康な人に頼む必要があります。天日干しは2週間に一回を推奨されていますが、我が家では約1か月に一回行っています。

二つ目は、炭が周囲に触れると黒く汚れてしまうこと。炭専門店では、一度拭いてから使用することを勧められました。しかし、拭いても拭かなくても効果は同じとのことだったので、めんどくさがり屋な私は拭かずに使用しています。案の定、子供が触って手を真っ黒にさせていました。最近は手の届かないところへ移動しています。

お手入れ方法

私が行った炭専門店では、2~3週間に1回天日干しするだけでずっと使用できると教えてくれたので、天気の良い日に1日干しています。布類だと放散された化学物質が布に吸着する可能性があるので、45リットルのごみ袋を切り開いて大きくし、その上に置いて使い捨てにしています。押し入れの中のニオイを嗅ぐと体調に異変まではなくても何となく変な感じがするとき、炭を天日干ししてから押し入れに入れて数日すると、変な感じはなくなっていることがあります。

我が家の炭を置いている場所

リビングと寝室は空気清浄機と観葉植物を置いているのでそれ以外の場所に設置しています。日当たりの悪い場所は観葉植物は向かないため、基本的に日の入らない場所は炭を使用しています。

・玄関
・お風呂の脱衣場 – 湿度が上がりやすいので、除湿器と併用して使用しています。
・キッチン
・押し入れ – 押し入れは湿度が上がりやすいのと、毎日換気もしていないため3kgほど入れています。
・トイレ
・車内 – 活性炭シートを使用。

まとめ

以下まとめになります。

・押入れなどの狭い空間に対しては効果をかなり実感。
→押入れの襖を開けただけで倒れてしまっていたが、炭をしばらく置いておくことで何も感じなくなった。

・2~3週間に一回天日干しが必要。
→吸収量の上限を超えると発散してしまうため。

・置く量は、3畳に1キロ程度が目安。(炭屋さん情報)
備長炭もピンからキリまでありますが、バーベキュー用の10kg2000円程度の木炭でも効果を感じたので、まずは狭い空間で試しに置いてみるのが良いと思います。活性炭を使用した様々な商品もあり、特に活性炭シートは切断することで色々な場所に使えるので重宝しております。

空気清浄対策に是非導入していてみてください。

以上、炭が化学物質を浄化するはなしでした。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!!